山鹿は、国内屈指の湯質を誇る温泉街として知られ、古より伝えられる歴史や文化が息づく場所です。古代のロマンを感じる装飾古墳や現代に続く昔ながらの街並み、灯籠がゆらめく祭りの夜は郷愁にかられます。雄大な自然と菊池川流域の肥沃な大地、そして中山間地域の寒暖差が豊かな作物を育み、季節ごとの風景に農業が溶け込みます。

歴史はこの土地にあった挑戦と革新の証しでもあります。国外に学び真の自由を求めた先駆者達、産業成長のために幾多の試練を乗り越えた創始者、地域社会発展のために地場企業が一丸となり創られた建造物。山鹿に根差すその精神は今に至るまで脈々と受け継がれ、伝統を重んじながらも新たなチャレンジを担う事業者や人々が数多くいます。

やまがAGROBASE協議会は、これらユニークな地域資源を活用し、新しい価値を創出するプラットフォームとして機能することを目指しています。農業、観光、教育、文化など様々な分野でのプロジェクトを通じて、地域の伝統と革新を支え、地域経済の活性化と社会的課題の解決に貢献していきます。